心理学 「セルフ・ハンディキャッピング」とは?テスト前に掃除する謎の心理! 大事なテストの前など準備が必要な時に限って、掃除を始めたり夜更かしをしたりと、不要なことをしてしまった経験はありませんか?そうした言動は、セルフハンディキャッピングといいます。 自分の評判やプライドを守ろうとする心理から、「失敗しても仕方ない」と自分も周囲も納得できるように「失敗する理由」を作ろうとするのです。 続きを読む
思考実験 「ヘンペルのカラス」は何がおかしいのか。わかりやすく解説!【思考実験・パラドックス】 ヘンペルのカラスとは、思考法の一つである帰納法が抱える問題について考える思考実験です。「カラスのパラドックス」ともいわれていて、ドイツの哲学者カール・グスタフ・ヘンペルが提唱しました。この記事では、カラスのパラドックスによって何がわかるのか詳しく解説していきます。 続きを読む
用語解説 「トーン・ポリシング」を解説!冷静に見える論点ずらし?【用語解説】 トーンポリシングとは、発言内容そのものではなく、言葉の選び方や話す態度などに対し意義を唱える行為です。 一見冷静で中立的な指摘に見えますが、内容とは異なる部分を攻撃することで、発言者が本来主張したい内容をうやむやにしてしまうという問題点があります。 続きを読む
心理学 ギャンブラーの誤謬とは?ギャンブルで判断を見誤る心理をわかりやすく解説! ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)とは、サイコロやパチンコなど、毎回ランダムで起こる事象において、 ずっとハズレが続いているなど、特定の結果の発生頻度が高くなっている時に、「そろそろ違う結果になるはず」と、非合理的に誤って考えてしまう心理現象のことです。 続きを読む
用語解説 「公正世界仮説」とは?無意識に被害者を責める認知バイアス【心理用語】 公正世界仮説は、人間には「人の行いには公正な結果が返ってくるものだ」という思い込み・心理的認知バイアスが存在する、という仮説です。 人間は無意識に「努力が報われる、悪いことは罰せられる」という公正な世界への理想が無意識にあるため、理不尽で不公正な出来事に対して「被害者に原因がある」と考えてしまうのです。 続きを読む
心理学 ヤマアラシのジレンマとは?具体例でわかりやすく解説!人間関係の距離感を考える 「ヤマアラシのジレンマ」とは、「相手と仲良くなりたいのに、距離が縮まることでお互いの心をさらに傷つけあってしまう」という、対人関係における矛盾や葛藤を意味する心理学用語です。 現代では、「自分が傷ついたり人を傷つけたりすることを恐れて、人と交流する前から悩んでしまうこと」を指して表現されることがあります。 続きを読む